公務員がタトゥーを入れたらどうなる?公務員になる前に知っておこう!

ノウハウ

こんにちは。元地方公務員のおさかなまるです。


公務員というと、堅いイメージがあると思います。


そんな堅い職場で、タトゥーを入れることは許されるのでしょうか?


タトゥーは個人の自由な表現であり、法律で禁止されているわけではありません。


しかし、公務員として採用される際や、実際に仕事に影響があるのかどうか、気になる人も多いと思います。


そこで、この記事では公務員のタトゥーに関する以下の点について解説します。

  • 公務員試験や採用におけるタトゥーの影響
  • 公務員として働く際のタトゥーの問題点
  • 公務員がタトゥーをすることの是非

少しでも参考になれば幸いです。

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公務員試験や採用におけるタトゥーの影響

まず、公務員試験や採用においてタトゥーが不利になるかどうかですが、基本的には悪影響が大きいと考えられます。


一般的な行政職の場合、筆記試験や面接ではタトゥーが見えない限りは影響しません。
また身体検査も行われないため、服で隠せる範囲であればバレることはないです。


しかし、見える部分にタトゥーがある場合は、面接官の印象が悪くなるでしょう。


公務員は国民対応の最前線であり、身だしなみや品位を重視されます。

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職員の身だしなみに関する苦情も多いです。


実際、ヒゲやネイルなども控えるべきだと考えている自治体が多いです。


たとえば、千葉県大網白里市の『接遇向上マニュアル』では、身だしなみのチェックリストの中に
「ひげはきれいに剃られているか。」
「マニュキアは派手すぎないか。ネイルアートをしていないか。」
という項目があります。


それを考えると、「タトゥーなどもってのほか」というのが共通認識と言えます。


特に顔や首、手など目立つ部分にタトゥーがある場合は、採用されない可能性が高いでしょう。


一方、警察官や消防士、自衛官などの公安系の職種では、タトゥーが確実に影響します。


これらの職種は日本の治安や安全を守る重要な役割を担っており、厳しい身体検査が行われます。


身体検査では全身を確認されますから、タトゥーがあれば必ずバレます。
また、これらの職種では裸になる機会も多くありますから、隠し通すことも難しいでしょう。


警察官や消防士は正義や信頼を象徴する存在であり、タトゥーはそのイメージと相反すると考えられています。


実際に、これらの職種でタトゥーをしている人はほとんどいません。


もし内定後にタトゥーが発覚した場合は、内定取り消しや懲戒処分の可能性もあります。


したがって、公安系の職種を目指す場合は、タトゥーを除去するか、あきらめるかの二択になるでしょう。

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公務員として働く際のタトゥーの問題点

次に、公務員として働く際にタトゥーが問題になるかどうかについてです。


一般的な行政職の場合、タトゥーが見えない限り周囲は知りようがありません。


しかし、見える部分にタトゥーがある場合は、職場や市民からの不評や苦情を招く可能性があります。


特に市民と接触する機会の多い窓口対応などの業務では、タトゥーを隠すように指示されたり、配置転換されたりすることがあるかもしれません。


また、健康診断などでタトゥーがバレた場合は、同僚や上司からの信頼や評価を失うこともあります。


具体的な事例では、大阪市で2012年に入れ墨調査を全職員に実施し、入れ墨をしている人は110人いたことが判明しました。
(参考:大阪市、入れ墨職員110人 橋下市長「職員はだめ」


その後、大阪市では『職員倫理規則』に「入れ墨の施術を受けないこと」という項目が定められました。
しかし、その規定を定めた後に入れ墨を入れたとして、市立学校の女性事務職員(当時23)が減給1カ月(10分の1)の懲戒処分を受けました。
(参考:女性職員が手足の「入れ墨」で減給処分 「大阪市」の職員倫理規定は厳しすぎないか?

※なお、タトゥーと入れ墨は本来同じ意味ですが、ワンポイントのものをタトゥー、日本古来の和彫りのものを入れ墨と呼ぶ傾向があるそうです。


このように、自治体によってはタトゥーが発覚した場合、懲戒処分や解雇の可能性もあります。


残念ながら、公務員の場合はタトゥーを個人の自由として受け入れてもらえないというのが実情です。

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公務員がタトゥーをすることの是非

最後に、公務員がタトゥーをすることの是非についてですが、入れるべきではないというのが一般的な結論です。


もちろん法律で禁止されているわけではありませんし、タトゥー自体は芸術的な表現であり、悪いことではありません。


しかし、公務員として働くことを考えると、タトゥーはメリットよりもデメリットの方が多いと言えるでしょう。


既にお伝えしたとおり、採用試験や人事において不利になりますし、公務員として働く際にも問題やトラブルに巻き込まれる可能性があります。


そして大阪市のように、規則で明確にタトゥーを禁止している自治体もあります。


日本ではまだタトゥーに対する偏見や差別が根強く残っており、一般的に好ましいとは言えません。


それに加え、公務員にはきっちりとした身だしなみを求める人が多いのも事実です。


したがって、公務員になりたい人はタトゥーを入れるべきではないでしょう。


「どうしてもタトゥーを入れたい…!」という方は、いつでも剥がせるタトゥーシールで、休みの日だけ付けて楽しむというのがよいかと思います。

まとめ

今回は、公務員がタトゥーを入れることによる影響やその是非についてお伝えしました。


最後に要点をまとめます。

まとめ
  • 見える部分にタトゥーがあると、採用に影響する可能性大
  • 自治体によっては、規則でタトゥーを明確に禁止しているところも。違反すると、懲戒処分を受ける可能性あり
  • 公務員として働くならば、タトゥーは入れないほうがよい


公務員は、身だしなみに関して一般の社会人よりも厳しい基準を求められます。


そのため、見える部分にタトゥーを入れることは慎むべきです。


また、普段は見えない部分であっても、万が一バレた場合のリスクを考えると、やはり自重すべきだというのが結論です。


これから公務員になりたいという方は、ぜひ慎重に考えてみてください。


なお、こちらの記事では「公務員のピアスは許されるのか?」ということについて解説しています。
同じく身だしなみに関することですので、あわせて参考にしてみてください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
おさかなまる

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元地方公務員。適応障害、うつ病による休職・復職を経て、約10年間勤めた職場を退職。現在はフリーランスとして活動。
ブログでは公務員時代の体験を基に、公務員の資格取得やキャリアアップ、副業に関する情報を発信してます。
保有資格は宅建。

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