こんにちは。元地方公務員のおさかなまるです。
世間のイメージでは、高給取りでそこそこお金を持っていると思われがちな公務員。
ですが、本当のところはどうなのでしょうか?
お金持ちではないにしても、貧乏でもないって感じかな?
実際のところは謎が多いですよね。
そこで今回は、元地方公務員のわたしが「公務員の本当のお財布事情」を公開したいと思います!
これから公務員を目指す方の参考になれば幸いです。
※なお、この記事では地方公務員についてお話ししています。
うわっ…公務員の給料、安すぎ?新卒は辛いよ
まずは公務員の給与水準について見てみましょう。
総務省の「令和4年地方公務員給与の実態」によれば、大卒の一般行政職の初任給は約18万円となっています。
自治体によって異なりますので、平均値とお考えください。
これが、一般的な新卒公務員のお給料です。
では実際はどうなの?ということで、今から10年ほど前、わたしが新卒で公務員になったときのお財布事情をお話ししたいと思います。
わたしもごく一般的な公務員の端くれだったので、新卒時のお給料はだいたい18万円ぐらいでした。
この金額をベースに、地域手当や住宅手当をいただいていた一方、所得税や保険料などが引かれて、結局手取りは17万円ぐらいだったと思います。
次に支出ですが、以下のとおり表にまとめてみました。
家賃 | 食費 | 光熱費 | 通信費 | 生命保険 | 交際費 | 貯金 | その他 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
59,000円 | 30,000円 | 15,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 20,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 169,000円 |
当時は駅から徒歩15分、築2年の割とキレイな1K(ロフト付き)のアパートでひとり暮らしをしていました。
就職したての頃は職場の人と飲みに行く機会が結構多くて、交際費が少し高かった記憶があります。
ただ、自炊もちゃんとしていましたし、決して贅沢はしていませんでした。
それでも毎月カツカツで、1万円だけ貯金に回していたような状態でしたね。
足りない月はクレジットカードで支払いを先延ばしして、ボーナスで不足分を補うような感じだったと思います。
こんな感じで、「余裕はないけど贅沢もできない」というのが新卒の公務員のリアルな懐事情です。
ちなみに、個人的には支出の中で「生命保険料」を多く払いすぎていたかな、と思ってます。
当時、職場に保険会社のおばちゃんが来て、口車に乗せられるままに加入してしまいました。
でも結構余計なオプションが付いてて、保険料が割高になっていることに気が付いたのは、随分後になってからのこと…
今だったら、生命保険は保険料が安く、かつ必要最低限の保障が付いているものを選びますね。
そして、浮いたお金は貯金か投資に回します。
みなさんも、保険の勧誘に負けないようお気をつけください。
なお、生命保険を横並びで比較したい場合には、オンライン保険相談の「保険の窓口インズウェブ 」がおすすめです。
インズウェブは、金融大手のSBIグループが運営する保険相談サービスです。
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これから保険に加入したいと考えている方や、今の保険を見直したい方はぜひ利用してみてください。
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公務員がお金を増やすには…
さて、公務員の生活が決して余裕などないことがお分かりいただけたかと思います。
では、公務員がもっとお金を得るためには、どうすればよいのでしょうか?
その方法は、大きく分けると2点です。
まず1点目は貯金。当たり前ですね。
地方公務員の場合、「共済貯金」というものがあります。
”貯金”とは言っているものの、利率は税引き後で約1.5%もあります。
なので、まずは共済貯金である程度積み立てておくことをおすすめします。
そして2点目は資産形成です。
先ほどの共済貯金で少し余裕ができたら、さらに利率の高いところへお金を回しましょう。
資産形成はお金が働いてくれるようなものなので、自ら労働しなくても良いというのが最大のメリットです。
また、仕事ではないので当然副業扱いにもなりません。
資産形成を始めると加速度的にお金が増えていくので、余裕があるという方はぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
なお、こちらの記事では公務員の方におすすめの資産形成(ここでは”許可不要の副業”と言ってます)を難易度別に紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
まとめ
今回は、公務員のお財布事情について解説しました。
まとめると、新卒の公務員は贅沢ができるほど余裕がある訳ではない、ひとり暮らしだとちょっとキツいかな?というのが実情だということでした。
公務員を目指している方は、ぜひお金の面もよく考慮していただければと思います。
ちなみに、こちらの記事では元公務員のわたしが厳選した「公務員あるある7選」をご紹介していますので、興味があればぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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