こんにちは。元地方公務員のおさかなまるです。
公務員は安定した給料が魅力的である反面、年功序列のため収入がなかなか増えないところがネックでもあります。
そのため、中には「収入をもっと増やしたい…!」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、公務員=副業禁止というイメージが強いため、どんな副業ができるのか分からないという方も多いかと思います。
でも実は、公務員でもできる副業は意外とたくさんあります。
そこで、この記事では、元公務員のわたしが公務員でもできるおすすめの副業を5つ紹介します。
しかも、ご紹介する副業はどれも職場の許可が不要です。

いちいち許可を取るのは面倒ですもんね。
また、記事の中ではそれぞれの副業のメリットや副業をする際の注意点も詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
※なお、この記事での「公務員」とは地方公務員を指します。
結局、公務員の副業はどこまでOK?

まずは、公務員の副業はどこまで許されるのか確認しておきましょう。
公務員の副業が何で制限されているのかというと、地方公務員法第38条「営利企業への従事等の制限」という規定によります。
第三十八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。ただし、非常勤職員(短時間勤務の職を占める職員及び第二十二条の二第一項第二号に掲げる職員を除く。)については、この限りでない。
地方公務員法|e-Gov 法令検索
このように、公務員以外の業務との兼業は原則禁止されています。
ただし、許可を得れば以下のような副業は可能です。
- 講演
- 執筆活動
- 小規模な農業
また、これらのほかにも、社会貢献活動などに従事することも許可されます。
最近では、総務省が「地方公務員の社会貢献活動に関する兼業について」という資料の中で、兼業による社会貢献活動への積極的な参画を可能とするために地方公共団体に具体的な事例などを周知していくとしています。
実際、最近では農業や漁業の人手不足を補うべく、条件付きで公務員の副業を解禁する動きが活発になってきています。
(日高東部、公務員の副業次々 振興局や様似町に続き、えりも町も解禁 コンブ干しの貴重な戦力 | 47NEWS)
このように、公務員の副業は徐々に範囲が広がってきているものの、全面的に解禁されるのは当面先になるでしょう。
では、公務員が許可なく気軽にできる副業は全く無いのかと言えば、そんなことはありません。
公務員が許可なくできる副業。それは「投資」です。
投資は「資産運用」に当たるため、副業には該当せず、したがって許可も不要となります。

現役の頃、わたしも含め資産運用をしている公務員は周りに結構いました。
投資というと、「なんだか難しそう」「リスクが高そう」というイメージを抱いてしまいますが、ここでは初心者でも挑戦しやすいように、難易度別におすすめを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
公務員におすすめの副業5選を難易度別に紹介!

公務員でもできる副業はいくつかありますが、ここでは特におすすめの5つを紹介します。
以下に、5つの副業を表にまとめました。
ひとつひとつ見ていけば、きっと自分に合った副業に出会えるはずです。
おすすめの副業 | 難易度 |
---|---|
NISA、iDeCo | ★☆☆☆☆ |
株式投資 | ★★☆☆☆ |
不動産投資 | ★★☆☆☆ |
FX | ★★★★☆ |
仮想通貨(暗号資産)取引 | ★★★★★ |
それでは、それぞれのメリットなどを詳しく見ていきましょう。
①NISA、iDeCo【難易度★☆☆☆☆】
まず1つ目はNISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)です。
NISA(少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)は、それぞれ株式や投資信託などの資産運用を非課税や優遇税制で行える制度です。
NISAとiDeCoには、以下のようなメリットがあります。
- 少額から始められる
- 長期的に資産形成できる
- 税金を節約できる
- 老後の備えになる
これらの利点があるNISA、iDeCoをうまく活用することで、資産を着実に増やすことができます。
では、NISAとiDeCoをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
NISA
まずNISAですが、株式や投資信託などの運用益や配当金などが非課税になるというのが最大の特徴です。

通常、運用益には約20%の税金がかかるので、これは非常に大きい優遇措置です。
現在、NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類あります。
以下の図は、両者を比較した一覧表です。

2023年現在、この2つの制度の併用はできないので、どちらかを選ばなくてはなりません。
ただ、初めての方におすすめなのは「つみたてNISA」です。
理由としては以下の3点です。
- 安心して投資先を選べる
- 長期の資産形成に向いている
- コストが低い
まず1点目は、つみたてNISAの銘柄は国によって厳選された長期の積立、分散投資に適した一定の投資信託に限定されているので、初心者でも安心して投資先を選ぶことができます。
2点目は、つみたてNISAは非課税期間が20年と長いので(一般NISAは5年)、毎月一定額を積み立てていくことで、複利効果(※)やドルコスト平均法(※)などのメリットを享受することができます。
運用で得た利息や運用利益を再び運用することで、さらに利息や運用利益が生まれる効果
常に一定額を定期的に購入する方法のこと。価格が低いときには購入量が多く、高いときには購入量が少なくなり、平均購入単価を抑えることが期待できる。
これは、以下の例を見ていただくと分かりやすいかと思います。

このように、毎月1万円ずつ20年に渡って積み立て続けた場合、もとの240万円が倍以上の786万円まで膨らみます。

複利効果と、運用益が非課税なのが大きいですね…!
3点目は、つみたてNISAの対象商品は販売手数料が無料(ノーロード)であることが条件となっているため、コストを抑えて長期的に利益を増やすことができます。
一方、NISAにもデメリットがあります。
それは、運用商品が投資商品であるため、元本割れのリスクがあるということです。
元本割れとは、相場の下落などにより、当初投じた投資金額を下回ってしまうことです。

投資をする以上、元本割れのリスクは常に伴います。
しかし、このリスクも長期・分散という投資の原則を貫けば最小限に抑えることができます。
こちらの図をご覧ください。

保有期間が短いと元本割れのリスクが高まり、長く保有するほどリスクが低くなるということを示しています。
また、仮に投資せずに現金(円)のまま保有していても、インフレなどにより価値が下落する可能性もあるので、どのような選択にもリスクは付き物だとも言えます。
そう考えると、ある程度リスクをケアしつつ、将来的に大きなリターンを得られる可能性のあるつみたてNISAは非常に良い選択肢かと思います。
iDeCo
次に、iDeCoです。
iDeCoは制度が複雑でやや分かりにくいですが、端的に言うと「自分で運用していく年金」です。
こちらの図をご覧ください。


iDeCoの場合は厚生年金などと違い、掛金の額や運用先を自分で選ぶことができます。
iDeCoもNISAと同様に運用益は非課税となるほか、掛金は全額所得控除されるため、節税効果が高いのが特徴です。
公務員の場合、毎月の掛金の上限額は12,000円となります(2024年から2万円に引き上げられます)。
仮に現在30歳で年収500万円の人が毎月12,000円を掛けた場合、1年間の所得税・住民税の節税額は28,800円になります。

これはかなり大きいですね。
これに加え、運用益が非課税になるという節税効果も得られますので、iDeCoをやるのとやらないのとでは資産に大きな差がつきます。
ただ、iDeCoでは気を付けたいデメリットもあります。
それは以下の点です。
- 一度拠出した掛金は、原則60歳まで引き出せない
- 元本割れの可能性がある
まず、iDeCoは老後資金を自分で準備するための制度なので、掛金を途中で引き出すことは原則できません。
また、NISAと同様、投資により資金を運用しますので、iDeCoの場合も元本割れのリスクが伴います。
しかし、既にお伝えしたとおり、iDeCoは通常約20%課税される運用益がまるまる非課税になり、掛金も全額所得控除の対象となるなど、節税のメリットがかなり大きい制度となっています。
また公務員の場合、給与が安定しているため掛金が引き出せないデメリットは少ないと言えます。
元本割れについても、NISAと同じく長期・分散という投資の原則を守ればリスクは最小限に抑えられるでしょう。
これらのことを踏まえると、iDeCoはデメリットもありますが、それ以上のメリットがありますので公務員の方にはおすすめの制度だと言えます。
以上、NISAとiDeCoについて見てきました。
どちらかと言えば、やりやすいのはNISAの方なので、まずはNISAを始めてみて、余力があればiDeCoも、といった感じでよいかと思います。
どちらも国が推してる制度ですし難易度も低いので、副業でお金を増やすための第一歩としてとても良いのではないでしょうか。
なお、新たにNISAやiDeCoを始める場合は、証券口座を開く必要があります。
口座を開設する際は、手数料が安く取扱商品が豊富なネット証券を利用するとよいでしょう。
ネット証券の中でもおすすめなのはSBI証券です。
SBI証券は、主要ネット証券の中でも手数料が最安水準。
人気銘柄であるS&P500シリーズなどが揃っており、取扱商品のラインナップがとても充実しています。
取引に応じて各種ポイントが貯まるのも嬉しいですね。
実際に利用している方の声がこちら。
取引がしやすいという意見が多かったです。
一方で、こんな意見も。
アプリは他社よりも若干使いづらいとの声がありました。
この点は今後のアップデートに期待といったところでしょうか。
このように多少の欠点はあるものの、これから新たにNISA、iDeCoを始めるならSBI証券をおすすめします。
②株式投資【難易度★★☆☆☆】
2つ目は株式投資です。
株式投資とは、企業の株式を購入して、その価格変動や配当金によって利益を得ることです。
株式投資には、以下のようなメリットがあります。
- 初期投資がかからない
- 値上がり益や配当金で収入を得られる
- 株主優待を受けられる
まず1つ目のメリットは、初期投資がかからないということです。
株式投資を始めるには証券口座を開設する必要がありますが、口座を作るにあたって費用などはかかりません。
初期費用がかからないので、手軽に始められるのも良いところです。
2つ目は、値上がり益や配当金で収入を得られるということです。
株式投資では、株価が上昇したときに売却すれば売却益を得られますし、企業が利益を出せば配当金が入ることもあります。
配当金は定期的に受け取ることができるので、安定した収入源としても期待できます。
また、株式を長期的に保有することで資産価値を高めることも可能です。
3つ目は、株主優待を受けられるということです。
株主優待とは、企業が株主に対して提供する特典のことです。
たとえば飲食店を展開する企業であれば系列店で使える割引券、化粧品会社であれば化粧品、飲料メーカーならばジュースなど、内容は様々です。
株式を持っているだけでこれらの特典が得られるのは、ちょっと得した気分になりますよね。

株主優待目当てで投資する人もいます!
株主優待を受けられるというのは、株式投資の大きなメリットでしょう。
反対に、株式投資には以下のようなデメリットもあります。
- 株価が下落するリスクがある
- 税金や手数料がかかる
まず、株価は企業の業績や経済情勢などの要因で変動します。
これらの要因は予測が難しく、株価が急落する可能性もあります。
その場合、購入した株の価値が下がり、損失を被るリスクがあるということは覚悟しなければなりません。
また、株式投資で得られた利益には税金がかかります。
売買で得た利益や配当金には約20%の税金がかかるほか、株式を購入するときや売却するときには手数料がかかるので注意しましょう。
以上のように、株式投資にはメリットとデメリットがあります。
株式投資を始めるかどうかは慎重に考える必要がありますが、副収入や将来的な資産形成ができる副業です。
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
なお、株式投資を始めるには証券口座の開設が必要ですが、おすすめなのはauカブコム証券です。
auカブコム証券は5大ネット証券のひとつで、近年じわじわと評価を上げているネット証券です。
信用格付は主要ネット証券No.1。
MUFGグループ×KDDIグループという安心感があります。
「1日100万円までの現物取引は売買手数料が0円」や「au PAYカード決済による投資信託の積立で1%のポイント還元」など、充実したサービスも魅力的です。
また、2023年4月に新しくリリースされた「auカブコム証券 アプリ」は、初心者でも扱いやすいと評判です。
初めて証券口座を開くなら、auカブコム証券をおすすめします。
③不動産投資【難易度★★☆☆☆】
3つ目は不動産投資です。
不動産投資にはいくつか種類がありますが、ここでは不動産クラウドファンディングをおすすめしたいと思います。
不動産クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から資金を集めて、その資金をもとに不動産投資を行うサービスのことです。
不動産クラウドファンディングのメリットは、以下のとおりです。
- 少額から不動産へ投資できる
- 不動産を管理しなくてもよい
- 比較的高い利回りが期待できる
まず1つ目のメリットとして、少額から不動産へ投資できるということが挙げられます。
マンションやアパートなど、現物の不動産を購入するためには数千万、数億円といったまとまった資金が必要です。

金融機関から借り入れないと、用意するのは難しいですよね。
しかし不動産クラウドファンディングの場合、1万円程度で不動産への投資を始めることができます。
通常だと手が出ないような価格の不動産でも、不動産クラウドファンディングなら投資ができるのはメリットと言えます。
2つ目は、不動産を管理しなくてもよいということです。
不動産は株などと異なり現物がありますので、修繕や維持管理が必要となります。
ただ不動産クラウドファンディングなら、不動産に関する様々な手続きや管理は事業者が全て担ってくれるます。
投資後は基本的に配当の振込を待つだけでいいので、不動産を管理する手間が省けます。
3つ目は、比較的高い利回りが期待できるということです。
後でご紹介する「COZUCHI」という不動産クラウドファンディングサービスの場合、短期運用型ではリスクを抑えながら、年利率3〜12%程度のミドル〜ハイリターンを実現しています。

高配当株以上のリターンが期待できます。
このように、比較的高い利回りが得られる可能性があるというのも、不動産クラウドファンディングの特徴と言えます。
では、逆に不動産クラウドファンディングのデメリットは何でしょうか?
それは以下のようなものがあります。
- 元本割れしてしまうリスクがある
- 自然災害などにより損壊する可能性がある
1つ目は、元本割れしてしまうリスクがあるということです。
前にお伝えしたとおり、投資には元本割れのリスクが付き物です。
それは不動産クラウドファンディングでも同じです。
ただ、不動産クラウドファンディングは比較的リスクが低いことで有名ですし、中には今まで一度も元本割れをしていないサービスもあります。
そういった安定した成績を残しているサービスを選べば、よりリスクを減らすことができるでしょう。
そして2つ目は自然災害などにより損壊する可能性があるということです。
これも現物がある不動産の場合、避けられないリスクです。
とはいえ、株なども会社が倒産することはありますので、それと同じだとも言えます。
このようなリスクに対しては、投資先を1つに集中させず、いくつか分散させることでケアすることができます。
以上、不動産クラウドファンディングのメリットとデメリットを見てきました。
不動産投資というと、「大きな元手が必要」「リスクが大きそう」といったイメージを持ってしまいますが、不動産クラウドファンディングはどちらにも当てはまりません。
そういった意味では、初心者でも挑戦しやすい投資と言えます。
なお、不動産クラウドファンディングを始めるなら、COZUCHI(コヅチ)というサービスがおすすめです。
メリットの部分でもご紹介しましたが、扱っている商品は「リスクはできるだけ低く、リターンはできるだけ大きく」の実現を目指している点が最大の特徴となっています。
少ない資金からでも投資をしたいけど手間をかけたくない、だけどリターンもしっかり欲しい…
COZUCHIは、そういう方にぴったりな不動産クラウドファンディングサービスです。
④FX【難易度★★★★☆】
4つ目はFXです。
FXとはForeign Exchange(外国為替)の略で、外国の通貨を売買することで利益を得る投資方法です。
FXには、以下のようなメリットがあります。
- いつでも取引できる
- 少ない資金で始められる
- 手数料が安い
まずFXの1つ目のメリットは、いつでも取引できるということです。
FXは平日ほぼ24時間取引することができますので、公務員でも出勤前の自宅や通勤中、仕事終わりなど、時間や場所を問わず投資が可能です。
2つ目は、少ない資金で始められるということです。
FXでは、自分が持っている資金よりも多くの金額を取引することができます。
これを「レバレッジ」と呼びます。

レバレッジ(Leverage)は、「てこの原理」という意味です。
レバレッジを利用することで、少ない資金でも大きな利益を得ることができます。
たとえば、通常だと10万円の元手で10万円分の外貨しか取引できません。
しかし、10倍のレバレッジを使えば10万円の10倍、つまり100万円分の取引が可能です。
なお、国内FXでは、担保となる保証金の最大25倍までの金額を取引できます。
このように、元手が少なくても大きな取引ができるのがFXの特徴のひとつです。
3つ目は、手数料が安いことです。
FXでかかるコストは、通貨の売買時にかかる「スプレッド」ぐらいです。
スプレッドとは、売値と買値の差額のことです。
スプレッドは、通貨ペアや取引時間帯によって異なりますが、一般的には数銭から数十銭程度です。
これは株や投資信託など、他の投資にかかるコストに比べると、かなり安いと言えます。
一方で、FXのデメリットを挙げると、以下のようなものがあります。
- 為替相場の変動により損失を被る可能性がある
- レバレッジが裏目に出ることがある
まず、為替相場は様々な要因によって変動します。
たとえば、各国の経済や政治、金利やインフレ、自然災害などです。
これらの要因は予測できないことも多く、為替市場が急激に変動することもあります。
為替市場が変動すると、自分が購入した通貨の価値が減少し、損失を被るということもあり得ます。
また、メリットでお伝えしたレバレッジですが、逆にリスクになることもあります。
レバレッジを利用することで利益を大きくすることもできますが、反対に損失が大きくなる可能性もあります。
レバレッジをかけて10万円の利益を得ることもあれば、反対に10万円の損失がでることもある訳です。
このようなリスクがあるということは、きちんと理解しておく必要があるでしょう。
以上、FXのメリットとデメリットを見てきました。
FXも株式投資と同じく難易度★2つとしていますが、つみたてNISAなどに比べるとそれなりのリスクがあります。
ただ、その分リターンを得られる可能性もありますので、興味があればチャレンジしてみるのも良いでしょう。
なお、これからFXを始めるなら、おすすめはGMOクリック証券の「FXネオ」です。
FXネオは、口座数が約80万と多くのユーザーに選ばれており、FX取引高で世界第1位を獲得した実績もあるサービスです。
業界最小水準のスプレッドで、手数料はもちろん無料。
コストを抑えて取引することが可能です。
また、高水準のスワップポイント(取引をする際の通貨間の「金利の差」のこと)や使い勝手の良いアプリなど、どれをとっても優秀な条件が揃っています。
取引口座は、最短でその日のうちに開設することができます。
新たにFXを始めるなら、王道のFXネオを選べば間違いないでしょう。
⑤仮想通貨(暗号資産)取引【難易度★★★★★】
5つ目は仮想通貨(暗号資産)取引です。
仮想通貨取引とは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を売買して利益を得ることです。
仮想通貨は、国家によって管理されていない分散型のシステムで、取引の記録はブロックチェーンと呼ばれる暗号化されたデータベースに保存されます。
仮想通貨は、世界中の誰でも自由に取引できることや、価格変動が大きいことから、投資対象として注目されています。
仮想通貨取引には、以下のようなメリットがあります。
- インターネット環境があれば、いつでもどこでも取引できる
- 小額から取引できる
- 大きな利益を狙える
1つ目のメリットは、インターネット環境があれば、いつでもどこでも取引できるということです。
仮想通貨は国や金融機関が管理しているものではないため、24時間365日いつでもどこでも取引できます。
そのため、場所や時間の制約を全く受けることがないというのが特徴のひとつです。
2つ目のメリットは、小額から取引できるということです。
たとえば後ほどご紹介するコインチェックの場合、500円などの少額から取引を始めることができます。
また、口座開設手数料や口座の維持手数料もかかりません。
元手が少ない場合や、高額の取引に不安を感じる場合などでも、安心して取引することができます。
3つ目は、大きな利益を狙えるということです。
仮想通貨は価格変動が大きいため、うまくタイミングを掴むことができれば高い利益を得られる可能性があります。
また、取引所によってはFXでお話ししたレバレッジを利用することができるので、より大きな金額を動かすことができます。
一方、仮想通貨取引のデメリットには以下のようなものがあります。
- 比較的リスクが高い
- 価格変動が大きい
まず、仮想通貨は今までご紹介した投資よりもリスクが高いと言えます。
たとえば、仮想通貨は盗難やハッキングなどのセキュリティ上の問題があることを知っておく必要があります。
実際、仮想通貨が流通し始めた当初は、環境がまだ整っていなかったこともあり、取引所から仮想通貨が盗まれるといったこともありました。
現在では環境整備やセキュリティが向上し、安全に取引ができるようになっていますが、盗難されるリスクはゼロではありません。
こういったことを防ぐためにも、セキュリティ対策の整った取引所を選ぶなど、なるべくリスクを少なくするように注意しましょう。
また、価格変動が大きいことはデメリットにもなりえます。
さきほどお話ししたとおり、仮想通貨は24時間365日、全世界で取引されており、価格は常に変動します。
そのため、市場の動向を常にチェックする必要があり、タイミングを逃すと損失を被る可能性があります。

勤務に支障が出ないようにしましょう!
以上が、仮想通貨取引のメリットとデメリットです。
難易度★5つとだけあって、他の投資よりもリスクは高めとなっています。
ただ、その分リターンは大きいですし、きちんとリスク管理をすれば決して怖いものではありません。
新しい技術に触れられる機会でもあるので、「好奇心がくすぐられる…!」という方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
なお、仮想通貨を始めるなら、おすすめの取引所はコインチェックです。
みなさんもCMなどで一度は聞いたことがあるかもしれませんが、4年連続アプリダウンロード数No.1を誇る大手取引所です。
そのアプリは直感的に操作しやすく使いやすいと評判です。
また、取り扱い銘柄が全部で23種類と豊富なのも高ポイント。

さすが、各ランキングで常に1位争いをしているだけあります。
口座の開設もスマホで簡単にできるので、思い立ったらすぐに取引を始められますよ。
副業をするときの注意点

ここまで、公務員でも許可なしでできる副業を紹介してきましたが、副業をするときには気を付けなければならない点がいつくかあります。
まず、公務員の3大義務は必ず守る必要があります。
以下に、地方公務員法の条文を引用します。
(信用失墜行為の禁止)
第三十三条 職員は、その職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。(秘密を守る義務)
第三十四条 職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。(職務に専念する義務)
地方公務員法|e-Gov 法令検索
第三十五条 職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、当該地方公共団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。
これを踏まえたうえで、以下の点にも注意しましょう。
- 余剰資金で投資すること
- 本業を最優先にする
- 職務上得た情報を利用しない
- 一定額以上の収入が生じたら確定申告をする
- デイトレードは控える
ひとつずつ解説していきます。
余剰資金で投資すること
副業を始める際には、生活費などに影響を与えない範囲内の余剰資金で行いましょう。
副業はあくまで副業です。
収入が安定しない場合や損失を出す可能性もあります。
そのため、副業にかかる費用やリターンをしっかりと見積もり、自分の資金状況に合わせて計画的に行うことが大切です。
本業を最優先にする
副業をすることで、公務員として仕事をする時間や労力が減ったり、集中力やモチベーションが低下したりすることは避けましょう。
公務員としての仕事は主な収入源であり、公務員としての職責でもあります。
そのため、副業は仕事の前後や休日などの空いた時間に行い、仕事のパフォーマンスや品位を損なわないように気を付ける必要があります。
職務上得た情報を利用しない
公務員は職務上様々な情報に触れる機会がありますが、それらの情報を副業に利用することは絶対にしてはいけません。
職務上得た情報は公的なものであり、個人的な利益のために使用することは不正行為とみなされます。
職務と関係のある企業の株式を売買したりすることはやめましょう。
また、情報漏洩や利益相反などの問題を引き起こす可能性もあります。
副業では、自分で独自に収集した情報や知識を活用しましょう。
一定額以上の収入が生じたら確定申告をする
投資で得た収入は、一定額を超えると確定申告の対象となります。
具体的には、収入から投資にかかった経費を差し引いた金額が20万円を超えると、確定申告を行う必要があります。
ただし、NISAやiDeCoは運用益が非課税なので必要ありません。
また、源泉徴収ありの口座で投資している場合も、既に税金が引かれていますので申告は不要です。
自分の利用しているサービスがどのような取扱いになっているのか、確認おきましょう。
デイトレードは控える
デイトレードとは、株式や為替などの金融商品を一日以内に売買することで利益を得る投資手法のことです。
デイトレードは短期的な値動きによって大きな利益を得ることができる反面、損失も大きくなる可能性があります。
また、デイトレードには高度な知識や技術、判断力が必要であり、常に市場の動向に注意を払わなければなりません。
そのため、デイトレードは本業に支障を及ぼす恐れが高く、職務上得た情報を利用する可能性もあり、職務専念義務に反する懸念があります。
公務員が副業として行う場合には、デイトレードではなく、長期的な視点で安定した投資を行うことが望ましいでしょう。
まとめ

今回は、公務員でも許可なしでできる副業として5つをご紹介しました。
再度、5つの副業をまとめておきます。
- NISA、iDeCo
始めやすいのはつみたてNISA、余力があればiDeCoも - 株式投資
配当金や株主優待を受けられるのが利点 - 不動産投資
不動産クラウドファンディングなら、少額かつ比較的ローリスクで始められる - FX
レバレッジで大きな取引が可能な反面、損失も大きくなる可能性あり - 仮想通貨(暗号資産)取引
価格変動が大きい、その分リスクもある
それぞれの項目で解説したとおり、メリットも多いですが当然リスクもあります。
副業を始める際は、自分が副業で何を達成したいのか整理し、それぞれの副業の特徴を十分理解したうえで挑戦しましょう。
公務員の給与は、安くはないですが決して高いとは言えません。
将来の不安を解消するためにも、副業で資産を築くという考え方はとても大事です。
あなたが副業により、金銭的にも精神的にもゆとりのある生活を送れるよう、祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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